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知っておくべきじゃがいもの病気!6つの病気の被害とその対処法
2019/11/6

知っておくべきじゃがいもの病気!6つの病気の被害とその対処法

じゃがいも栽培では、そうか病などの他の野菜では起こりにくい病気など、様々な病気が発生し、イモが病気で収穫できなくなってしまうということも多々あります。今回はじゃがいもの主な病気6つとその防除方法をまとめました。

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1.そうか病

ストレプトマイセス属菌と言う細菌の仲間が病原菌となって広まる病気です。じゃがいもの表面に直径5~10mm程度の円形のかさぶたのような病斑ができるのが特徴の病気です。多発すると病斑は融合してイモ全体を覆ってしまう程になります。 

対処法

土がアルカリ性になっていると発生しやすくなるので、苦土石灰や鶏糞の入れすぎに注意しましょう。アルカリ性が強くなってる場合は、硫安などを散布することで土壌酸性度をコントロ―ルすることができます。スーパーなどで売られているじゃがいもを発芽させて収穫することは可能ですが、そうか病の兆候がなくても菌を持っている可能性は高く、畑に菌を持ち込むことになるので、おすすめできません。

2.乾腐病

土壌の病原因がイモについた傷がから侵入して腐敗が始まり、症状が出ている部分が次第に柔らかくなってしわが寄っていきます。高温多湿の時には症状の広まりは早く、急激に水浸状に腐敗が進んでいきます。症状が進むと、じゃがいもの中がスポンジ状になったり、白いカビのようなものが発生したりします。

対処法

種いもや収穫後のいもに傷をつけないように細心の注意を払いましょう。また、連作も病気発生の主な原因となります。

3.軟腐病

カビによって地下部分から腐敗が始まり、地面近くの下葉に水浸状の病斑が表れ、強い臭いを放ちます。じゃがいもだけではなく、レタスやキャベツなどでも多く発生します。高温多湿の状態または、水はけの悪い土壌で発生しやすくなります。

対処法

傷が主な発症原因になるので、種イモや根に余計な傷をつけないようにしましょう。他に多湿や、窒素過多も原因の一つになるので、肥料管理に注意しましょう。貯蔵中も高温多湿だと発生します。薬剤による対処も有効です。

4.疫病

地上部の葉や茎に褐色の病斑が現れて広まっていきます。梅雨の時期など多湿の時期、特に開花期以降に症状がみられるようになります。

対処法

風通しを良くして湿度の上昇を抑えましょう。発症初期であれば、薬剤による対応が非常に有効です。湿度が上昇する降雨後は特に発生しやすくなるので、薬剤を用いて予防する場合は、重点的に使用しましょう。

5.モザイク病

葉や茎、花に黄淡色の病斑がいくつも現れ、それが株全体にモザイク状にまん延していく病気です。病気が進行していくと、葉が極端に細くなっていき、葉や茎に奇形が見られるようになるなどしていきます。アブラムシによって媒介されて伝染していくことが知られています。

対処法

モザイク病には発病後に目立った治療法がないので事前の防除が大切です。マルチやトンネルによって、病気を伝搬するアブラムシの飛来を防ぎましょう。薬剤を使って予防することもできます。

6.青枯れ病

葉が青々としたまま株の一部が突然萎れ、非常に速い速度で広まって枯れていってしまう病気です。茎の断面を見てみると乳白色の菌泥が見られることがあります。

防除方法

前作の残渣に病原菌がついている可能性があるので、しっかり処理してから栽培を始めましょう。青枯病が発生した後は、次の栽培に移る前に土壌を消毒するか新しい土をいれましょう。

病気が広まってしまった場合

いくつかの病気への対処法をご紹介してきましたが、美味しいじゃがいもを収穫するためにはやはり農薬の力を借りる必要が出てきます。本サイトの農薬データベース(対象農作物にトマト、適用病害虫に害虫名を入力してください)で対象農作物にきゅうり、適用病害虫に該当する病名を入力して出てくる情報を参考にしてください。合わせてじゃがいもにおける害虫被害とその対策も知識として理解しておきましょう。

加藤 慶太

農業ライター

全国の生産者の元を訪れ、自らの視点で様々な情報を提供します。

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