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美味しいニラの育て方!畑の準備から収穫までを徹底解説
2020/8/31

美味しいニラの育て方!畑の準備から収穫までを徹底解説

ビタミンやカロテンが豊富に含まれる緑黄色野菜・ニラは、野菜には珍しく多年草で育てやすいため、家庭菜園でも人気の高い野菜です。今回は、栽培初心者の方向けにニラの育て方をご紹介します。

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1. はじめに

ニラは、ビタミンやカロテンが豊富に含まれる緑黄色野菜です。油と相性がよいため炒め物に使われるほか、おひたしやお吸い物、鍋料理など幅広い料理で活躍します。

日本で栽培されているニラは、大葉群、細葉群、花ニラ群の大きく3つに区分されます。野菜には珍しく多年草で育てやすいため、家庭菜園でも人気の高い野菜です。
今回は、栽培初心者の方向けにニラの育て方をご紹介します。ニラ栽培に必要な知識や栽培のコツを押さえて、美味しいニラを作りましょう!

2. 家庭菜園でニラを育てよう!

2.1 栽培時期

ニラは多年草のため、一つの株で3年間ほど収穫することができます。1年目は株を大きく育てるための期間のため収穫はせず、2年目から採り始めます。
3年目の収穫後に株分けをして植え替えを行った場合には、4年目以降も栽培が可能です。

2.2 栽培環境

ニラは地植えでもプランターでも栽培可能です。酸性の土壌では育ちにくいため、pHが6~7程度に保たれているかどうか確認しましょう。

ニラを育てるときには、風通しがよくて日当たりが良好な場所を選びます。また、水はけをよく保ち、水のやり過ぎで根腐れが起こらないように注意します。



2.3苗づくり

1年目の3月頃に、種をまいて苗づくりをはじめましょう。
畑に幅60~70㎝の苗床をつくり、10~15㎝ほどの間隔で幅・深さともに約1㎝のまき溝をこしらえて種を条まき(すじまき)します。種をまいたら5㎜ほど土をかぶせて表面を軽く押さえ、乾燥しないようにたっぷりと水を与えます。

種をまいてから10~14日で発芽します。
本葉が1~2枚になったら、苗と苗の間が1~2㎝になるように間引きます。

種をまいて30日後と60日後の2回、追肥を行いましょう。1㎡あたり10~15g(2~3つまみ)が目安です。

苗の時期には病害虫による被害が深刻化することがあるため、寒冷紗や防虫ネットをかぶせるなどの対策が必要になります。
ニラの栽培で気をつけたい病害虫については下記の記事をご参照ください。

ニラの害虫対策!知っておくべきニラの害虫5種まとめ | AGRIs | 農業技術の集会所
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ニラは栄養価の高いネギ属の野菜です。
今回は、ニラの栽培で注意したい害虫とその予防法・対処法をご紹介します。

https://www.google.com/url?q=https://www.agri-smile.app/articles/nira-vermin&sa=D&ust=1597119404946000&usg=AFQjCNFeeiqqi-C_vs1753loR3J-BeXiUg


2.4 土づくり

苗づくりと並行して、土づくりを行います。
土づくりは、ニラを植え付ける1か月ほど前には行うようにしましょう。肥料を土に混ぜ込んでから、肥料が土になじむまでの時間が必要になります。ただし、有機質の肥料や完熟堆肥を使う場合には、化学肥料に比べて即効性が低いため、植え付けまでの間隔はそれほど長くとらなくてもよいでしょう。

地植えをする際は、定植する2週間以上前に炭酸石灰と硫酸苦土を使うとよいでしょう。
分量は1㎡につき約150gが目安です。手でつかんだときに3握り分程度の量になります。
苦土石灰を使用する場合には、土がアルカリ性に大きく偏る可能性が高いため注意が必要です。

定植の1週間前になったら、1㎡あたり化成肥料150g程度、完熟堆肥約3㎏を土全体によく混ぜこんで耕します。
プランターで栽培する場合には、市販の野菜用培養土がおすすめです。

2.5 定植

種をまいてから80~90日ほど経つと、苗は20㎝程度に成長し、葉の数が4~5枚になります。さらに、分げつが2~3本みられる株も出てきて、定植に適した大きさに成長します。

化成肥料や堆肥をすき込んだ畑に畝を立てます。畝の幅は60~70㎝にし、深さが約10㎝の穴をつくって一穴当たり3~5本の苗をまとめて植えます。条間を約30㎝取って2条植えにし、株間は15~20㎝必要です。

苗を穴に入れたら覆土します。このとき、ニラの成長点を土でふさいでしまわないように、浅めに土をかぶせるとよいでしょう。

苗がしっかりと地面に根付いたら、成長点の少し下を目安に土寄せを行います。葉が分岐している部分が成長点です。



2.6追肥・収穫

定植1年目は収穫を行いませんが、秋に追肥を行っておくと翌年以降の収穫量が増えます。
追肥は9月頃からはじめて合計で3回ほど行います。1株につき小さじ1杯程度の化成肥料を株元にまきましょう。追肥の間隔は少なくとも1週間ずつあけるようにしましょう。
葉ニラの場合には冬になると葉が枯れますが、気温が上がると再び成長を始めるためそのままにしておきましょう。

定植2年目から収穫できるようになります。まず、春の時点で出ている葉は「刈り捨て」と言い、2~3㎝ほどの高さになるように刈り取って捨ててしまいます。
その後、切り株から葉が新たに伸びてきます。刈り捨て後に伸びてきた葉が30㎝くらいに成長したら、収穫適期です。2~3㎝残して刈り取り、株元に小さじ1杯程度の化成肥料をまいておきましょう。

夏になると花茎が伸びてきてつぼみがつきます。そのままにしておくと花が咲きますが、株の養分が大きく奪われるため、翌年も栽培を続けたい場合にはつぼみの時点で株元から摘み取ってしまいましょう。

9月頃までに3~4回ほど収穫できます。秋になったら、収穫は一度やめてお礼肥えを行います。

3年目も2年目と同様に収穫できます。しかし、4年目以降も収穫を行いたい場合には、3年目の4月もしくは9月に株分けを行いましょう。

2.7 株分け

ニラは次々に分げつするため、3年目に入ると一株に含まれる茎の本数が増え、葉の幅が細くなってしまいます。そこで、株分けをして一株当たりの本数を一定にそろえることで成長を促進することができます。

株分けは3年目の4月もしくは9月に行います。株を丸ごと根から掘り起こし、3~5本ずつに分けます。葉が成長点の上2~3㎝になるように切りそろえ、株間が15~20㎝、条間が約30㎝となるように植え戻します。
新芽が伸びてきたら、再び土寄せを行いましょう。

4年目以降も継続して栽培する場合には、以降2~3年ごとに株分けを怠らないようにしましょう。ニラは連作障害が起こる場合があるため、植え替える際には同じ畑ではなく場所を変えるとよいでしょう。

3. おわりに

今回は、家庭菜園でのニラの育て方についてご紹介しました。滋味深いニラを収穫するためには、病気や害虫への対策も適切に行うことが大切です。
ニラを栽培するときに特に気をつけたい病気についてはこちらの記事でご紹介しています。

ニラを病気から守るために!知っておきたい4つの病気| AGRIs | 農業技術の集会所
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ニラは、餃子や野菜炒めなどの料理の他に、薬味としても使える便利な野菜です。
今回は、ニラがかかりやすい病気とその予防法・対処法を解説します。

https://www.google.com/url?q=https://www.agri-smile.app/articles/nira-disease&sa=D&ust=1597119404946000&usg=AFQjCNFeeiqqi-C_vs1753loR3J-BeXiUg

数年にわたって収穫できる優れもの野菜・ニラを健康に育て続けるために、病害虫についての情報も併せてご参照ください。

川瀬 翔子Shoko Kawase

農業ライター

ライフワークは食べられる野草や木の実を探して調理し、みんなでワイワイ食べること! 「誰もが安全・安心な食を手にできる社会」の実現を目指して勉強中です。

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