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家庭、学校でじゃがいもを栽培される方必見!じゃがいもに含まれる2つの毒素
2020/1/18

家庭、学校でじゃがいもを栽培される方必見!じゃがいもに含まれる2つの毒素

じゃがいもは体に悪い?そう感じた方もいるかもしれません。実はじゃがいもには微量ですが毒素が含まれています。それによってわずかですが健康被害が起こることも。今回はじゃがいもの毒素について解説します。

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1.はじめに

じゃがいもには炭水化物やビタミンなど多くの栄養素が含まれている一方で、微量の天然毒素が含まれています。一年間で約30名の人がじゃがいもによる食中毒にかかっていますが、そのほとんどが、家庭菜園などで、栽培された未熟で小さいじゃがいもです。今回の記事ではじゃがいもの栽培から料理までで注意するべき点をまとめたので、ご家庭または学校などでじゃがいもを栽培されるさいは是非お読みください。

2.じゃがいもの毒の危険性

じゃがいもに含まれる天然毒素は芽に含まれるソラニンと、皮に含まれるチャコニンの二つです。前者のソラニンはよく知られていて映画の題名にもなっていますね。これらの二つの毒は、即効性があるような強いものではありませんが、大量に摂取すると、食中毒を引き起こす可能性があり、吐き気や下痢、嘔吐、腹痛、頭痛、めまいなどの症状が食後30分から1時間で現れます。体質によって症状の表れ方に違いが出てきますし、 ソラニン類の中毒発症量は大人の場合は200~400mg、子供の場合は15.6~40mgと、大人と子供では大きく異なるので、小さなお子さんがいるご家庭ではやはり注意しておいた方が良いでしょう。

3.栽培において気を付けるポイント

未熟で小さいじゃがいもは、天然毒素が多く含まれてしまうことがあるので、家庭菜園でも重要なのはできるだけ大きく生育していくこと、そして、じゃがいもを日に当てないようにすることです。植え付け時には、じゃがいもに十分な肥料を与え、大きく育てる十分なスペースを確保しましょう。背丈が10cmくらいになったら芽かきをして養分が余分な部分に行かないようにしましょう。また、光が当たって緑色になってしまったじゃがいもも、毒素が多くなっています。イモに光が当たらないように根元にはしっかり土寄せをしましょう。収穫する際は、イモに傷をつけてしまうと天然毒素の量が多くなってしまうことがあるので、スコップなどで傷をつけてしまわないように注意が必要です。

4.調理時の注意点

ビタミンB2や鉄、ミネラルなどの栄養が多く含まれている一方で、じゃがいもの皮は毒素を多く含む可能性もあるので、調理の際にはしっかり剥くことをおススメします。特に緑色に変色してきている場合、皮は毒度の濃度が高くなっているので必ず剥くようにしましょう。


色の変化や、じゃがいもの大きさに関わらず芽の周辺には毒素が含まれていることが多いので、調理の際には必ず取り除くようにしてください。また、食べてみて苦みやえぐみを感じた場合は、それ以上は食べないようにしてください。 ソラニンやチャコニンは水に弱い性質があります。水にさらすことで、その毒素を減らすことが可能です。

加藤 慶太

農業ライター

全国の生産者の元を訪れ、自らの視点で様々な情報を提供します。

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