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玉ねぎの害虫対策!アザミウマ、ネギハモグリバエなどの防除方法まとめ
2020/2/16

玉ねぎの害虫対策!アザミウマ、ネギハモグリバエなどの防除方法まとめ

玉ねぎ栽培では、様々な病害虫への対策が必要になってきます。アザミウマ、ネギハモグリバエなど。玉ねぎの被害状況を見て、どの害虫の被害なのかを判断し、適切な対処を行いましょう。

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1.アザミウマ

様々な植物に発生するので、複数の作物を同じ場所で育てていたり、雑草が多い場所では発生しやすくなります。アザミウマは口を植物の表面に押し付けてその汁を吸い上げるため、葉に白っぽい小さな斑点を残します。

防除方法

成虫になっても地面近くにいることが多いため、農薬や天敵による効果が上がりにくいという手強い害虫です。玉ねぎに限らず様々な植物に寄生するので、周りの雑草はしっかり取り除くようにしましょう。また、マルチを張ることで、飛来と蛹化の対策になります。 発生した畑では蒸しこみによる処理を行いましょう。大量発生してからでは薬剤も聞かなくなってしまうので、発生初期の防除が重要です。

2.ネギハモグリバエ

葉の内部から食害を行って白い筋のような跡を残し、一部は葉の内部に卵を残します。多発すると葉全体が白っぽく見えます。幼虫が葉からりん茎にまで侵入してしまうことがあり、そうなると収穫物の品質に大きな影響が出ます。

防除方法

生育初期に被害を受けると葉の奇形などにつながることもあるので、早期に発見することが重要です。寄生蜂などの天敵を用いた防除方法もあります。

3.コガ

幼虫が葉の内部に潜って食害を行い、白い筋を残します。ネギハモグリバエと似ているので、見分けるのには葉から幼虫を取り出してみるのが手っ取り早いです。

防除方法

幼虫が葉に侵入してしまってからでは殺虫効果が少なくなってしまうので、薬剤での防除を行う場合は、幼虫がふ化する前後の時期を狙いましょう。

4.ヨトウムシ

夜間に株間から出てきて多くの植物を食い荒らします。ふ化幼虫は卵塊の周辺部から葉の表皮を残して集団で食害。次第に幼虫は広がり、他の部位にも食害をもたらすようになります。さらに成長すると昼間は株間に潜み、夜間に外に出てきて食害を行います。

防除方法

葉の裏に大量に卵を産み付けるので、日ごろから葉裏を観察して見つけたらふ化しないうちに葉ごと処分してしまいましょう。また成長すると昼間は土の中に隠れているので、被害が出ているのに見つからないという場合は土の中を探して駆除しましょう。薬剤での防除も有効です。

5.アブラムシ

小さい黄色や黒色の虫で、繁殖力が高く大量に発生します。主に葉の裏に群生して吸汁するので、葉の萎縮や生育阻害を引き起こします。排泄物によって葉をベタベタにしてウイルス病を媒介したり、アリを誘因したりもします。

防除方法

牛乳と水を1対1で割ったものを吹きかけて窒息死させ、その後に水を吹きかけると、きれいにアブラムシを駆除することができます。天敵のテントウムシを利用した方法もあります。また、アリはアブラムシの排泄物をもらう代わりにアブラムシを守っていて、アブラムシと共存関係にあるので、アリを駆除することも重要です。

6.最後に

玉ねぎ栽培に限らず、野菜栽培において害虫や病気による大きな被害を防ぐためにまず重要になるのは生育環境を適切に維持していくことです。適切な水やりをしているか。適切に肥料を使っていて土に問題はないか。風通しはよく保たれているか。これらの点に気を配り続けることは簡単ではありませんが、日々野菜に気を配り続けることで、より良い野菜作りを目指していってください。それでも万が一害虫が発生した時。特に大量に発生してしまった場合はやはり農薬を使った対処が必要になってきます。本ページの農薬データベース(対象農作物に玉ねぎ、適用病害虫に害虫名を入力してください)も参考にしながら適切な方法で駆除を行ってください。

加藤 慶太

農業ライター

全国の生産者の元を訪れ、自らの視点で様々な情報を提供します。

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