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初心者でもわかりやすい寒冷紗の使い方!野菜栽培で大活躍、寒冷紗の使い方まとめ
2020/7/11

初心者でもわかりやすい寒冷紗の使い方!野菜栽培で大活躍、寒冷紗の使い方まとめ

防虫効果があり、防寒や防風でも活躍する寒冷紗。野菜栽培の様々な場面で活躍する寒冷紗の役割や設置方法を野菜栽培を始めたばかりの方にもわかりやすく説明しています。

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1寒冷紗を使う目的

寒冷紗とは麻や綿を平らに織り込んだ布のことを言い、園芸用の他にも料理で出汁を取る際や、漆喰の下地補強に使われています。
そんな寒冷紗は農業では育苗期を中心に頻出のアイテムで、家庭菜園でも様々な野菜で使うことができます。まず、寒冷紗の使用目的にはどんなものがあるのか見てみましょう。


1.1害虫対策

野菜を育てているといつも何らかの害虫が表れますが、寒冷紗をかけているだけで外部からの虫の侵入を防ぐことができ、害虫による被害を防ぐことができます。一度に大量に卵を産み付けるような蛾などの成虫の飛来を防ぐのに大きな効果を発揮します。

1.2遮光

種を蒔いた直後に強すぎる日光が当たると、発芽率が低くなってしまうことがあります。寒冷紗をかけることで強い日差しが適度に和らぎ、発芽適正温度を保つことができます。

1.3防寒対策

寒い冬の時期には、ハウス内程ではなくとも、寒冷紗をかけることで温度を調整することができます。

1.4防風対策

病気にならないように風通しの良いところで野菜を育てるのは重要ですが、極端に風が強すぎると茎が折れてしまったりということもあります。寒冷紗をかけることで風の強さを和らげることができます。

2寒冷紗の種類

.2.1白色の寒冷紗

保温を目的とした、主に冬に使われる寒冷紗です。遮光率は20%程で、日光を必要以上にカットしてしまうこともなく、もっとも汎用性の高いネットです、家庭菜園などで初めて寒冷紗を使ってみようと考えている方にはこちらの白い寒冷紗がおすすめです。

2.2黒色の寒冷紗

遮光率が50%と高くなっていて、太陽光の強さを和らげたい夏に使われることの多い寒冷紗です。ただ、使う季節を間違えると日照不足になり、苗が貧弱になってしまうなどの生育不良を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

2.3銀テープ入りの白色寒冷紗

銀色テープが太陽光を反射して害虫が近寄りにくくする、害虫対策に力を入れた寒冷紗です。

3寒冷紗の使い方

3.1露地栽培

①トンネル用の支柱を50cmほどの間隔でアーチ状に立てていきます。後で風邪で抜けたりしないようにしっかり差し込んでおきましょう。成長後に高さが高くなるような野菜を育てる場合には、できるだけ弧を描くようにさすと直径さが長くなり、トンネルに高さが出てきます。

②適当な大きさに寒冷紗を切り、支柱にかけてみてクリップなどで固定します。この時に皴が出来てしまわないようにしっかり張りながら固定していきましょう。伸ばした分は下で余らせて、重しで固定しましょう。

3.2プランター栽培

プランターで育てている場合は、畑と同様にドンエル上に2本ほど支柱を立て、その周りをプランターごと寒冷紗で包み、皴を伸ばしながら洗濯ばさみなどでとめてしまえば完成です。その際しっかり寒冷紗を止めて、風邪などで飛んでいかないようにしましょう。

4寒冷紗使用の注意点

害虫予防だけでなく、防寒や防風などいろんな効果をもつ寒冷紗ですが、使用にはいくつか注意点があります。

4.1適度に外しておく

通気性のある寒冷紗とはいえ、湿度の高い梅雨の時期などにずっとかけっぱなしにしておけば湿気がたまり、病原菌やカビの広まる原因となりかねません。その時々の気候に応じて、定期的に寒冷紗を外す時間を設けましょう。

4.2効果に依存しすぎない

保温効果や遮光効果と合わせて防虫効果と、様々な効果のある寒冷紗ですが、その機能を過信してはいけません。寒冷紗をかけていてももとから卵や幼虫がいた場合は害虫が広がってしまいますし、隙間から入り込んできてしまうということもあります。一度寒冷紗をかけただけで安心して、そのまま放置して様子を見ないというようなことはないようにしましょう。

加藤 慶太

農業ライター

全国の生産者の元を訪れ、自らの視点で様々な情報を提供します。

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