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美味しいトウガラシを育てるために!知っておきたいつ4つの病気と対処法
2020/9/1

美味しいトウガラシを育てるために!知っておきたいつ4つの病気と対処法

世界の三代香辛料の一つであるトウガラシは、それ自体が害虫・害獣が嫌う食べ物であり、忌避剤として利用されることもあります。しかしそんなトウガラシでも害虫の被害にあうことがあります。今回はトウガラシを栽培する上で気を付けたい4つの害虫について解説しています。

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1.うどんこ病

葉っぱがうどん粉をまぶした様に白くなっていく、様々な野菜栽培に付きまとう病気です。 葉の表面が白くなることで葉の光合成速度が低下したり、葉から栄養を吸収されたりして、苗全体の衰えにつながります。胞子が風で運ばれ、葉や枝、花首、蕾に寄生します。春や秋の涼しく湿度が低い時期、とりわけ風通しの悪い場所で発生しやすくなります。

対処法

チッ素過多になっていると感染しやすいので、肥料は指示されている量を守って使用 するようにしましょう。

2. モザイク病

モザイク病は葉や茎に黄淡色の病斑がいくつも現れ、それが株全体にモザイク状にまん延していく病気です。病気が進行していくと葉が極端に細くなっていき、葉や茎に奇形が見られるようになるなどします。このびょうきはアブラムシによって媒介されて伝染していきます。

防除方法

モザイク病はウイルス病なので、発病すると治療法がありません。マルチやトンネルによって、病気を伝搬するアブラムシの飛来を防ぎましょう。薬剤を使って予防することもできます。

3.苗立枯病

苗立枯病はカビによって発生する病気です。感染すると地表近くの茎が変色し、根が腐ることで養分の吸収が妨げられ、最終的には株全体が変色して立ったまま枯れてしまいます。湿度が高いときに発生しやすいです。

対処法

  • 水はけを良くし、湿度を上げすぎないようにしましょう。
  • 感染したトウガラシは除去しましょう。
  • 作前に土壌を消毒したり、連作を避けたりして土壌中にカビが増えないようにしましょう。

4.灰色カビ病

灰色カビ病は、ボトリティス菌という風によって飛散する糸状菌が原因となって発生する病気で果実、葉、茎などで発症し、特に枯れた葉先、咲き終わった花弁が主な伝染源となってそれらが落ちる時に接触した葉に病斑が移ります。進行すると発症部分は灰色のカビに覆われてしまいます。夏の発生は少なく、秋から冬にかけての、涼しくて湿度が高く、日照が不足しがちな時期に発生が多くなります

対処法

葉が茂りすぎていたり植わっている場所の風通しが悪い場合、湿気が溜まって胞子が拡散しやすくなります。できるだけ風通しの良い場所で株間を空けて育て、成長して葉が多くなってきた場合には必要に応じて摘葉しましょう。また咲き終わった花がらも感染源となる場合が多いので、こまめに取り去りましょう。

病気が広まってしまった場合

今回はトウガラシがかかりやすいいくつかの病気への対処法をご紹介しました。美味しいトウガラシを収穫するためには、農薬の力を借りる必要がある場合も考えられます。本サイトの農薬データベースの対象農作物に「トウガラシ」、適用病害虫に病気の名前を入力し、病気に有効な農薬の情報を検索できますのでご参照ください。

田辺 大祐Tanabe Daisuke

農業ライター

京都大学にて農業と経営の関わり方を学んでいます。

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