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美味しいカボチャを育てるために!カボチャ栽培5つの病気とその対策方法
2020/8/10

美味しいカボチャを育てるために!カボチャ栽培5つの病気とその対策方法

カボチャ栽培では、アザミウマやコナジラミなどの害虫が食害を行って被害をもたらします。そんなカボチャ栽培の害虫5つについてその被害と防除方法をまとめました。

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1.アザミウマ

幼虫は、葉や果実に吸汁して被害を及ぼします。その後成虫になると再び葉や果実に寄生して食害します。カボチャの他にも様々な野菜に被害をもたらすので、圃場で複数の野菜を育てていたり、雑草を放置したりしている場合は発生しやすくなります。

防除方法

成虫になっても地表付近にいることが多いため、農薬や点滴による駆除が難しい害虫です。マルチを張ることで、成虫の飛来や幼虫の蛹化をある程度防ぐことができます。雑草が放置されていると発生源になる可能性があるので、周囲に雑草が生い茂らないように適切に圃場を管理しましょう。

2.アブラムシ

黄色い小さな虫で、集団で葉の裏について吸汁し、葉の生育を阻害します。被害が進むと落葉や枯死につながります。
また、汁を吸うときにモザイク病、すす病などの病気を媒介したり、その他のウイルスを移して葉の萎縮や生育阻害を引き起こしたりします。排泄物によって葉をベタベタにするほか、共存相手であるアリを誘因することもあります。繁殖のスピードが早く、数が急増することがあるのも特徴です。

防除方法

特に発生の多い春には防虫ネットを張って成虫の飛来を予防するとよいです。日ごろから株をよく観察し、アブラムシが見つかった場合には被害を受けた株の近くをマルチングすると被害の拡大をある程度防ぐことができます。アブラムシの共存相手である、アリを駆除することも有効です。

3.コナジラミ

コナジラミは体長1~3mm程度の羽を持った白い虫です。多く発生すると株を揺すったときに白い粉が舞うように飛ぶことから、この名がついたと言われています。葉について吸汁を行い、また甘露を排泄し、株の生育に悪影響を与えます。

防除方法

目の細かい寒冷紗を張って飛来を予防することができます。寒冷紗の特徴や種類については初心者でもわかりやすい寒冷紗の使い方!を参考にしてください。

4.センチュウ

センチュウは主に根の内部に穴を開けて侵入し、根に裂け目ができたり奇形になったりします。被害が進むと株の生育に影響が出てきます。この他にも、傷口から病原菌が侵入して、立ち枯れ病などの病気を引き起こすことがあります。

防除方法

連作を行うと発生しやすくなる虫なので、同じ圃場での連作は避けてください。センチュウが発生した土壌では、次の作物に移る前に土を入れ替えるか、土壌消毒を行うようにしましょう。

5.ウリハムシ

主に成虫が葉や実に食害し、直径2cm程の穴を残します。幼虫は根を食害し、生育を阻害して株を弱らせます。

防除方法

発生個体数が少なければ、探し出して捕まえることで対処できます。防虫ネットを予め張っておくと、成虫の飛来を防止することができます。

6.おわりに

害虫の発生を予防するために重要なのは、生育環境を適切に維持することです。水やり、肥料の散布、風通しの確保などに気を配りつつ、より良い野菜づくりを目指してください。 それでも害虫が発生してしまった場合には、農薬で対処する必要が出てきます。本ページの農薬データベース(対象農作物に「かぼちゃ」、適用病害虫に害虫名を入力してください)も参考にしながら適切な方法で防除を行ってください。

加藤 慶太

農業ライター

全国の生産者の元を訪れ、自らの視点で様々な情報を提供します。

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