記事一覧
ニンジンの栽培方法〜失敗しないためのポイントを解説〜
2020/9/10

ニンジンの栽培方法〜失敗しないためのポイントを解説〜

ニンジン栽培を土作りから収穫まで、初心者にもわかりやすく解説しています。

SHARE

1.栽培時期

ニンジンは根が細長い東洋系と太くて短い西洋系がありますが、家庭菜園では西洋系の方が育てやすいのでおすすめです。主に3,4月に種をまいて8月頃に収穫する春まきと、7,8月に種をまいて10,11月頃に収穫する夏まきとがあります。

2.土作り

種まきの1~2週間前に元肥を均等にまき、鍬を使って耕して土に混ぜ込みます。この際土の塊をほぐし、石は取り除くようにしましょう。 その後に高さ5~10cmで畝を立てます。ニンジンは2列で育てるのがおすすめで、行間は20㎝程とりましょう。畝を立て終わったら、種まきに備えて鍬で畝の表面を平らに整えておきます。また、ニンジンは光に敏感な野菜なので、昼間にしっかり太陽光があたり、夜には家の電気や街灯が当たりにくい場所を選んで育てるようにしましょう。

3.種まき

支柱などを使って深さ7~8㎜の溝を作り、5㎝間隔で7~8粒ずつまいて上から薄く土を被せます。最後に上から手で押さえましょう。ニンジンはかつて水辺に生息していた植物なので、発芽までは乾燥させないようにこまめに水やりをするようにしましょう。あらかじめもみ殻を土に混ぜておいたり、種まき後に寒冷紗をかけて保湿するのもおすすめです。

4.間引き

発芽後は成長に合わせて合計3回ほど間引きを行っていきます。本葉が1枚付いた頃に最初の間引きをします。株間の間隔を広げることを意識して2~3本の株を抜いて1箇所5~6本になるようにしましょう。続いて本葉が2~3枚になったら2回目の間引きをして生育の良い株を3本程残します。

丈が10㎝程になったら最後の間引きを行い、生育の最も良い1本を残します。 この頃には根も成長してきているので、間引く際は根もしっかり抜くようにしましょう。根が残ると腐ってしまい、残した株の生育に影響します。 ちなみにニンジンは葉の部分も栄養があり、間引いたものも捨てずに美味しく食べることができます。

5.追肥・土寄せ

間引きが終わったら株に沿って化成肥料をまいて追肥をし、同時に平鍬をつかって株元に土寄せをしていきます。この際、葉の根元の分岐に土がかからないように注意しましょう。土寄せをしないと人参の根が地上に顔を出して緑色に変色し、味も落ちてしまいます。

6.収穫

種をまいてから100日程で収穫の適期になります。根に近い茎をしっかり持って引き抜きます。この時期を逃してしまうと根が割れたり、「す入り」になってしまうので注意しましょう。

「す入り」とは

す入りとは、だいこんやかぶなどの根菜類の根が肥大して中に空洞ができてしまうことを言います。主に収獲が遅れてしまったときに見られる現象ですが、肥料の窒素過多であったり、水のやりすぎなどが原因で起こることもあります。

7.おわりに

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。ここまでニンジンの栽培手順を見てきましたが、実際に育ててみるとモザイク病やうどんこ病など様々な病気が発生します。その際は本サイトの知っておくべきニンジン栽培7つの病気の記事も、栽培に役立ててみてください。

加藤 慶太

農業ライター

全国の生産者の元を訪れ、自らの視点で様々な情報を提供します。

PR

🌱JAとぴあ浜松×AGRIs コラボ企画part2🌱

ニンジンの育て方をJA営農指導員さんが基礎からしっかり教えます🌟
2分で学んで、今日からさっそく実践👍

↓詳しい内容はYoutubeで↓