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ネギを首に巻くと病気が治るって本当?ネギと病気にまつわる噂の真偽とは
2020/1/18

ネギを首に巻くと病気が治るって本当?ネギと病気にまつわる噂の真偽とは

ネギを首に巻くと風邪が治る、風邪を引いたらネギを食べる。そういった話を一度は聞いたことがありませんか?ただの言い伝えだと思われるかもしれません。が、実はネギに含まれるアリシンがいい働きをしています。

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1.はじめに

 

冬野菜の代表的存在であるネギ(ネギの旬はこちら)、冬になるとあったかい鍋に煮物に、といろんな料理で大活躍します。そんななか、「風邪を引いたらネギをたべるといい」とか、「首にネギを巻くと風邪が治る」という話、みなさんも子供のころ、両親や祖父母から一度は聞かされたことがあるのではないでしょうか。子供のころからそういわれてきたから。と、なんとなく信じている人も多いと思いますが、そもそもこの話、本当なのでしょうか。 そこで、今回はこの「ネギは本当に風邪によく効くのか」についてまとめました。

2.「首にネギを巻くと風邪が治る」は本当!?

様々な風邪に関する言い伝えのなかでも、この「ネギの首巻き」の話は、ちょっと信じがたく、ただ臭いだけではないかという気もしてきます。しかし実はこの方法、効果ないとは言い切れないのです。 ネギの持つ特有のつんとした匂い。この匂いの原因はアリシンという物質で、殺菌効果や疲労回復効果を持っていて、風邪にも効くと言われています。 アリシンは揮発成分なので、首にネギを巻くことで、口や鼻から体内に吸収されていくのです。ただ、この方法で吸収されうるアリシンは微量なので、本当に効果が出るかというと微妙なところで、個人的にはあまりお勧めできませんが、以下にネギの首巻きの作り方をご紹介しておきます。

ネギの首巻き作り方

まず、生の白ネギに切り込みを入れていき、ネギが曲がりやすいようにします。また、たくさん切れ込みを入れることで、その切れ目からより多くのアリシンが発生します。そしてこれを手ぬぐいやタオルなどで包み、首に巻けばネギの首巻きの完成です。汁が皮膚についてかぶれないように注意してください。


アリシン

ネギの他にニンニクや玉ねぎに含まれている成分で硫化アリルの一種です。ビタミンの吸収を助け、血行を良くする働きが期待されている他、ビタミンB1と結びついて、糖の代謝に関わって疲労回復に効果のあるアリチアミンという物質に変化し、その働きを強化・持続させます。さらには殺菌・抗菌作用、コレステロール値の抑制、血液の流れの維持、血糖値の抑制、などにも効果を発揮して、人体の健康に大きく貢献してくれる成分です。

3.ネギを食べると風邪は治るのか

すでに紹介したアリシンはもちろん食べることでも人体に取り込まれます。また、ネギはアリシンの他にもビタミンA、ビタミンC,βカロテン、葉酸、フルクタンといった栄養素を含んでいるので、ネギを食べることは他の野菜と同様に体に良いですし、風邪に対しても良い効果をもたらしてくれます。ただ、アリシンについては加熱に弱い成分なので、生で食べるのが最も良いのですが、油で調理するのも、分解されにくい状態になるのでおすすめです。鍋や煮物に使う場合でも、加熱する場合は一度油で炒めてから使用するのが良いでしょう。

加藤 慶太

農業ライター

全国の生産者の元を訪れ、自らの視点で様々な情報を提供します。

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