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ナス(茄子)の栽培レシピ プロ農家に学ぶ美味しいナスの育て方
2020/6/29

ナス(茄子)の栽培レシピ プロ農家に学ぶ美味しいナスの育て方

家庭菜園において「人気No.1菜園作目」と言っても過言ではないナス栽培のことを、今回の記事でより深く理解し、ナスの育て方をしっかりマスターしましょう!

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1.土作り

ナスは、肥沃(ひよく)で保水性の高い土を好みます。できるだけ深耕し、堆肥(たいひ)を多く施しましょう。10平方メートル当たりの堆肥量は30キロ前後が目安です。
元肥の成分量は以下を参考にしてください。
・窒素:200~250g
・リン酸:250~300g
・カリ:200~250g
・苦土石灰:1キロ程度。
(全て10㎡あたり)
苗の定植は1番花のつぼみが膨らんだころに行います。

2.播種

播種(はしゅ)は、自根苗を仕立てる場合は、定植予定日から70~80日前に行います。
発芽までは、地温を昼28℃、夜20℃を目安に管理して昼夜の温度差をつけるのが発芽ぞろいをよくするポイントです。
発芽後は、気温を本葉3枚までは最低16℃前後、本葉6枚までは14℃前後、それ以降は12℃前後で管理します。
地温は最低夜温プラス4~5℃を目標にします。苗は12センチ鉢以上のものを用いて少し大きめに仕立て、健全な発根を促します。
苗を購入する場合は、土壌病害の発生防止や収量増をねらうためにも、接ぎ木苗をおすすめします。

3.定植

耐病性のある接ぎ木苗であれば、連作も可能です。
ホームセンターの苗で台木の品種が分からないようであれば、少なくとも3年間はナス科を植えていない圃場(ほじょう)を選びましょう。
最悪最凶の青枯病(あおがれびょう)や半身萎凋病(はんしんいちょうびょう)の心配が軽減されます。

平均的に、高さが20~30センチ、畝幅130センチほどの畝を立て、60~80センチ間隔で植え付けます。
2本仕立て(※)なら株間50センチでもなんとかなります。3~4本仕立てなら70~90センチほど悠々ととっても隙間は埋まります。

4.仕立て(誘引・整枝)

安価で組みやすく、誘引する直前で組んでも間に合います。しかし、強風に弱く、栽培途中で崩れちゃったという経験を持つ人も多いでしょう。
支柱に更に補強を加えたり、ひもで引いてみたりして調整してください。
菜園現場では、いろんな人がいろんな工夫をして仕立てています。
どんな仕立てをしているのか、よその畑を見学してみたり、インターネットで検索してみたりしても良いでしょう。
以下の動画では最もメジャーな二本仕立てを紹介します。

5.肥料と水やり

二番果の収穫頃から2週間に1回、化成肥料8-8-8(数字は窒素・リン酸・カリウムの割合を表します)をお持ちであれば一株あたりおよそ50グラム、一握りをばらまいていきます。
1~2回目の追肥だけはマルチをはがすか、穴を開けてでも畝の中に放り込む必要がありますが、
6月下旬頃からの追肥は、普段歩いている通路部分にばらまきしても充分に効果があります。
暑くなってくると追肥もおっくうになり、ついつい株を弱らせてしまいがちですが、通路にばらまくだけならすぐに終わりますね。

水管理は非常に重要です。ナス栽培では肥料より水が足りていないことの方が多いようです。
梅雨明け以降は、水をやればやるほど綺麗な実がたくさんなります。
いつも生育中盤からは葉がボロボロになり、立派なナスができないという人は、窒素・リン酸・カリウムの肥料以外に、マグネシウムとカルシウムの不足であることが非常に多いです。
いわゆる“苦土”と“石灰”ですが、液肥が手に入る人はぜひ定期的な葉面散布に挑戦してみてください。劇的に改善する場合があります。

6.終わりに

今回はナスの栽培方法についてご紹介しました。
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ぜひこの機会にご登録してみてはいかがでしょうか

田辺 大祐Tanabe Daisuke

農業ライター

京都大学にて農業と経営の関わり方を学んでいます。

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