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美味しいミョウガの育て方!畑の準備から収穫までを徹底解説
2020/9/30

美味しいミョウガの育て方!畑の準備から収穫までを徹底解説

日本では、夏を代表する香味野菜として古くから食用にされてきたミョウガ。みずみずしい食感と独特の香りを持ち、家庭菜園でも育てやすい野菜です。今回は、ミョウガを初めて育てる方向けにミョウガの育て方をご紹介します。

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1. はじめに

ミョウガはみずみずしい食感と独特の香りを持つ香味野菜です。ショウガ科ショウガ属に属し、東アジアの温暖な地域が原産地と言われています。日本では、夏を代表する香味野菜として古くから食用にされてきました。

ミョウガは主に花ミョウガとミョウガタケの2種類に大別されます。一般にミョウガという場合には花ミョウガを指している場合がほとんどです。ミョウガの種類についてはこちらの記事をご覧ください。

【ミョウガ大全】ミョウガの旬と種類を解説!| AGRIs | 農業技術の集会所
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ミョウガの香りや味が大好き!という方は少なからずおられるのではないでしょうか。そんなミョウガ好きの皆さま、ミョウガの旬や種類について詳しく知っていますか?今回は、ミョウガの旬や日本で食べられているミョウガの種類についてご紹介します。
https://www.google.com/url?q=https://www.agri-smile.app/articles/ myoga-season-type

ミョウガは多年草のため、庭に植えておけば、一つの株から複数年続けて収穫することができます。
今回は、ミョウガをはじめて育てる方向けにミョウガの育て方をご紹介します。ミョウガ栽培に必要な知識や栽培のコツを押さえて、美味しいミョウガを作りましょう!

2. 家庭菜園でミョウガを育てよう!

2.1 栽培時期

ミョウガは収穫時期によって早生種、中生種、晩生種に大別されます。中でも花ミョウガは夏ミョウガと秋ミョウガに分けることができ、夏ミョウガが早生種、秋ミョウガが中生種・晩生種に分類されます。そのため、花ミョウガの栽培には早生種の夏ミョウガ、ミョウガタケの栽培には中生・晩生種の秋ミョウガが用いられることが多いといわれています。

花ミョウガ栽培では、通常は11月頃に定植し、越冬させて翌年から収穫を始めます。ただし、冬季に気温が氷点下まで下がり凍結の恐れのある地域では、2月下旬~3月上旬にかけて植え付けを行い、凍結によって生育が阻害されるのを防ぎましょう。
花が出るのは7月~10月にかけてです。植え付けの時期や気候によって収穫期は変動するため、様子を見ながら収穫を行います。

2.2 栽培環境

ミョウガは地植えでもプランターでも栽培可能です。埴土(しょくど/へなつち)と呼ばれる粘土の高い土が最適だといわれますが、酸性の土壌でも生育できます。

ミョウガを育てるときには、夏場に風通しがよくて涼しい場所を選びます。ミョウガは半陰性で日陰を好むため、太陽光がカンカンにあたり過ぎないところが好ましいでしょう。また、保水性・排水性ともに良好かどうかも合わせて確認し、水の過不足による障害が起こらないように注意します。



2.3 土づくり

地植えをする際は、ミョウガを植えつける3週間ほど前に土づくりを行います。1㎡あたり苦土石灰約150g、完熟たい肥約3㎏、化成肥料約15gをまいて畑にすき込みます。
目安として、苦土石灰や化成肥料を手でつかんだときに1握り分はおよそ30gです。

プランターで栽培する場合には、市販の野菜用培養土がおすすめです。



2.4 定植・追肥

11月の中旬~下旬頃に植え付けを行います。
ミョウガは根茎で増えるため、健康で充実した種茎を準備しておきます。1㎡あたりおよそ200g程度の種茎が必要です。

畝の幅が1~1.2mになるようにし、条間を30~50㎝取って2条植えを行います。株間は20~25㎝ほどあけましょう。
5~6㎝ほどの深さに定植します。

苗の時期には病害虫による被害が深刻化することがあるため、寒冷紗や防虫ネットをかぶせるなどの対策が必要になります。
ミョウガの栽培で気をつけたい病害虫については下記の記事をご参照ください。

ミョウガの害虫対策!知っておくべきミョウガの害虫4種まとめ | AGRIs | 農業技術の集会所
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爽やかな辛味と独特の香りが特徴のミョウガは、庭に植えておくと長期にわたって収穫を楽しめる香味野菜です。今回は、ミョウガ栽培で注意したい害虫4種とその対策法をご紹介します。
https://www.google.com/url?q=https://www.agri-smile.app/articles/myoga-vermin


本葉が6枚出たら、1㎡あたり60本程度の密度になるように間引きを行います。その際に株元に稲わらなどを敷き込んで乾燥や土壌の流出を防ぐとよいでしょう。

本葉が7~8枚に増えた段階で追肥を行います。株元に化成肥料を一つまみずつばらまきます。1㎡あたり約10gが目安です。



2.5 収穫

葉が12~13枚になったらつぼみが出始めます。花が開かないうちに収穫しましょう。収穫は、根元からハサミで切ったり、手でひねったりしておこないます。

収穫後は水できれいに洗ってからビニール袋やラップで包み、冷蔵庫で保管します。

ミョウガの葉は冬季になると寒さで枯れてしまいますが、地下茎が残っている限りは翌年になると新たに生育が始まります。5年ほどは同じ株から収穫することができます。

3. おわりに

今回は、家庭菜園でのミョウガの育て方についてご紹介しました。形のきれいなミョウガを育てるためには、病気や害虫への対策も適切に行うことが大切です。
ミョウガを栽培するときに特に気をつけたい病気についてはこちらの記事でご紹介しています。

ミョウガを病気から守る!知っておくべきミョウガの病気5つとその対策| AGRIs | 農業技術の集会所
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涼やかな香りと独特の辛みが特徴の香味野菜、ミョウガ。今回は、ミョウガ栽培で注意したい5つの病気とその予防・対策法をご紹介します。
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ミョウガを健康に育て続けるために、これらの情報も併せてご参照ください。

川瀬 翔子Shoko Kawase

農業ライター

ライフワークは食べられる野草や木の実を探して調理し、みんなでワイワイ食べること! 「誰もが安全・安心な食を手にできる社会」の実現を目指して勉強中です。

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