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知っておきたいラディッシュの害虫!ラディッシュ栽培5つの害虫とその防除方法
2020/8/20

知っておきたいラディッシュの害虫!ラディッシュ栽培5つの害虫とその防除方法

ラディッシュ栽培では、アオムシやネキリムシなどの害虫が食害を行って被害をもたらします。そんなラディッシュ栽培の4つの害虫についてその被害と防除方法をまとめました。

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1.白さび病

葉の裏側に白色の小さな斑点が発生し、病気が進行すると白色の胞子が飛散して感染が拡大します。白さび病を発症した葉は、写真のように徐々に色抜けして黄色くなります。

防除方法

白さび病にかかった葉は、胞子の飛散によって被害が拡大しないよう、その場でビニール袋などに入れて持ち出し、畑の外で処分しましょう。
また、窒素過多にならないように適切に肥料を管理し、水はけの良い土壌で育てましょう。

2.菌核病

菌核病は、葉が青々としたまま株の一部が突然萎れ、非常に速い速度で広まって枯れていく病気です。菌核病を発症した茎の断面には乳白色の菌泥が見られることがあります。
特に湿度の高い環境では病斑部に白色の綿毛状の菌糸が生じ、灰褐色の菌核を形成します。菌核病は、春や秋、降雨後の多湿条件下で発生しやすくなります。

防除方法

同属や同一作物の連作は避けましょう。また、圃場の水はけを良くして多湿条件にならないように注意してください。万が一発症してしまった場合は、被害にあった株を迅速に除去しましょう。

3.軟腐病

カビによって地下部分から腐敗が始まり、やがて地面近くの下葉に水浸状の病斑が表れて強い臭いを放ちます。ハクサイだけではなく、レタスやキャベツなどでも多く発生します。高温・多湿な環境や、水はけの悪い土壌で発生しやすくなります。

防除方法

傷が主な発症の原因になるため、余計な傷をつけないように注意しましょう。 また、土壌の水はけが悪かったり、窒素過多だったりすると苗が軟弱化して発生しやすくなります。畑の排水を良くして、窒素過多にならないように注意する必要があります。
被害を受けた株を見つけたら、すぐに引き抜いて処分しましょう。貯蔵中も高温多湿の環境で発生しやすくなります。

4.萎黄病

高温多湿の環境で発生しやすくなる病気です。葉が黄緑色に変色しながら奇形化したり、ねじれて小さくなったりするといった症状が出ます。主に土壌感染によって広まります。

防除方法

一度発病すると菌は土の中に残って伝わるため、病気が発生した株は圃場外で処分して土壌を通した感染を最小限に留めましょう。
感染のあった畑では、温度の高い時期に地面をビニールシートで覆って地温を上げることで細菌や幼虫を死滅させる、太陽熱消毒を行うのもおすすめです。

5.べと病

葉に黄緑色のややへこんだ病斑ができ、裏面にはカビが生じます。
症状は主に下葉から始まり、病気が進行すると一枚の葉全体に広がることもあります。病斑のある葉は、降雨などで湿度が高くなるとベトベトになります。

防除方法

多湿・窒素過多な環境や連作など、他の病気の発生源にもなるような点が原因として挙げられます。株と株の間を適切に開けて栽培し、排水を良くして過湿の環境にならないように注意しましょう。

6.モザイク病

モザイク病は、葉や茎に黄淡色の病斑がいくつも現れ、それが株全体にモザイク状にまん延していく病気です。病気が進行すると葉が極端に細くなっていき、葉や茎に奇形が見られるようになります。アブラムシによって媒介されて伝染することが知られています。

防除方法

モザイク病はウイルス病のため、発病すると治療法がありません。マルチやトンネルによって、病気を伝搬するアブラムシの飛来を防ぎましょう。薬剤を使って予防することもできます。

7.おわりに

ここまでラディッシュの病気の症状と防除方法について紹介してきましたが、すでに被害が広がっていたら農薬を用いた防除が必要になる場合もあります。本ページの農薬データベースも参考にしながら適切な方法で駆除を行ってください。 また、はつか大根の育て方大全!はつか大根栽培の全行程の解説から病害虫対策まで ではラディッシュ(はつか大根)の栽培方法について詳しく説明しています。そちらもぜひ参考にしてみてください。

加藤 慶太

農業ライター

全国の生産者の元を訪れ、自らの視点で様々な情報を提供します。

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