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キュウリを害虫から守る!アブラムシなど7種類の害虫情報まとめ
2021/6/3

キュウリを害虫から守る!アブラムシなど7種類の害虫情報まとめ

キュウリ栽培では、アブラムシ、コナジラミ、アザミウマなど、多くの害虫を警戒する必要があります。今回はキュウリ栽培における7種類の害虫の被害状況と、その防除方法をまとめました。

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1.タバコガ

オオタバコガは蛾の一種で、幼虫が植物に被害をもたらします。幼虫の体表には細い毛が生えており、1匹だけでも次から次へとキュウリの果実に被害をもたらします。

また、雌1匹あたりの産卵数は、オオタバコガでは1,000~2,000個、タバコガでは500~600個ほどといわれており、とても繁殖力が強いのが特徴です。直径5㎜ほどの穴をあけて実の中に侵入し、実を食い荒らし、また次の実へと移っていきます。茎に被害が出ると、水を吸い上げられず、食害された場所より上が枯れてしまうことがあります。

予防・対処法

日頃から、卵が産みつけられていないかをよく観察しましょう。防虫ネットを用いて成虫の飛来と産卵を防ぐこともできます。

幼虫を見つけたら、捕まえて駆除しましょう。被害を受けた株の周辺にも潜んでいる可能性があるため、注意深く観察してください。

窒素過多になっている場合には幼虫がつきやすくなるため、適切な施肥管理を心がけましょう

2.アザミウマ

1mmほどの虫で幼虫は白っぽく、成虫は褐色です。春から秋にかけて見られ、夏に多く発生します。

葉から汁を吸うため、白い斑点ができたり、葉が縮れたりします。また、ウイルスを媒介し吸い口から病気を感染させることもあります。

予防・対処法

成虫が産卵しに来るのを防ぐために、防虫ネットをかけておきましょう。アザミウマが発生しやすいネギ、トマト、ナスなどの野菜とは距離をおいて栽培した方が良いです。

発生してしまった場合には、主に薬剤を散布し対処しますが、土の中に隠れてしまって効果がでにくいことも多いため、しっかり予防することが大切です。



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3.ヨトウムシ

「夜盗虫」の名のとおり昼間は土中に隠れていて夜に活動を開始します。成虫は薬剤への抵抗性が高いため、幼虫の時期に適切に駆除することで被害を最小限に食い止めましょう。

ネギ類やナス、キャベツなど多様な野菜で発生するため、周囲で別の作物を育てている場合にも注意が必要です。

予防・対処法

植え付ける前に畑をよく耕して、幼虫やさなぎを見つけたら駆除しましょう。成長すると夜行性になり昼間は土中に隠れてしまうため、小さいうちに捕殺または薬剤で対処するのが良いです。

ヨトウガは葉の裏側に卵を産み付けます。日頃から葉の裏をチェックし、卵を見つけたら、孵化する前に葉ごと切り取って取り除きましょう。

4.コナジラミ

葉の表面や裏に大量に発生する小さな白い虫です。アブラムシのように茎葉から養分を吸い上げていき株を弱らせてしまいますが、枯れてしまう程に大発生することはほとんどありません。

成虫は飛んで移動するため、病気やウイルスを媒介するケースもあります。

5.ハダニ

ハダニは、成虫、幼虫ともに食害をもたらします。体長は0.5mm~1㎜ほどで、葉の裏にくっついて吸汁します。

ハダニが吸汁した後の葉では葉緑素が抜けるため、写真の様に葉が白く見えるようになります。 被害が広がると、光合成ができなくなり葉が枯れます

予防・対処法

マルチを敷くと、ハダニの発生を予防できます。また、ハダニは雑草でも発生するため、株の周囲の雑草は丁寧に刈りましょう。

農薬を使わずにハダニの被害を抑える方法として、牡蠣殻を砕いてまくことが有効だと言われています。

6.アブラムシ

体長が1mm~2mmほどの小さな虫です。一年を通して発生します。葉から汁を吸うため、虫食いの穴は空きませんが、葉全体が萎縮するような症状があらわれます。

短期間で急速に増殖することがあるため、発生状況をこまめに確認しましょう。また、モザイク病を媒介するため、きちんと予防することが重要です。

予防・対処法

アブラムシを捕殺する際にはテープや歯ブラシなどが便利ですが、アブラムシは小さく数が多く、またキュウリの葉はでこぼこしていて捕りきるのは難しいです。広がってしまった場合には葉ごと処分するか、薬剤を散布しましょう。

7.ウリハムシ

ウリハムシは、夏頃に近隣の畑などから飛来する、体長2㎜~10㎜ほどの小さな虫です。ウリハムシによる被害を受け続けると、次第に葉がボロボロになっていきます。

ウリハムシの成虫は丸い小さな穴やすじを残しながら葉や果実を食い荒らすため、その周りが少しずつ枯れていきます。また、数が増えると葉っぱがほとんどなくなってしまうほどの食害になります。さらに幼虫による被害もあり、根や茎を食い荒らします。 。

予防・対処法

ウリハムシは天敵がいないため、直接捕まえる方法が最も効果があります。回転しながら落下するという特性や、早朝などの気温が低い時間帯に動きが鈍くなる性質を利用して捕まえましょう。

3.おわりに

害虫が特に大量に発生してしまった場合には、農薬を使った対処が必要になることも考えられます。本ページの農薬データベースの対象農作物に「きゅうり」、適用病害虫に害虫名を入力すると有効な薬剤を検索できます。適切な方法で病害虫の予防・対策をおこなってください。

加藤 慶太

農業ライター

全国の生産者の元を訪れ、自らの視点で様々な情報を提供します。

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