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コンニャク栽培の豆知識!コンニャク栽培で知っておきたい3つの病気と2つの害虫
2020/11/1

コンニャク栽培の豆知識!コンニャク栽培で知っておきたい3つの病気と2つの害虫

ご家庭でも挑戦できるコンニャク栽培!注意しておきたい病気や害虫など、コンニャクを美味しく育てるために必要な知識をご紹介します。

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1はじめに

家庭菜園でも挑戦できるコンニャク。頑張って育てていたのに収穫前に枯れてしまう…なんてことになるのは絶対に避けたいものです。そこで今回はコンニャクを育てる上で気を付けるべき病気や害虫、そしてそれらへの対策方法をご紹介します。

2コンニャク栽培で注意したい害虫

2.1ヨトウムシ

「夜盗虫」の名のとおり夜行性のため、昼間は土中に隠れていて夜に活動を開始します。成虫は薬剤への抵抗性が高いため、幼虫の時期に適切に駆除することで被害を最小限に食い止めましょう。

ネギ類やナス、キャベツなど多様な野菜で発生するため、周囲で別の作物を育てている場合にも注意が必要です。

予防・対処法

植え付ける前に畑をよく耕して、幼虫やさなぎを見つけたら駆除しましょう。成長すると夜行性になり昼間は土中に隠れてしまうため、初期の段階で捕殺したり薬剤で対処したりする必要があります。

ヨトウガは葉の裏側に卵を産み付けます。日頃から葉の裏をチェックし、卵を見つけたら、孵化する前に葉ごと切り取って取り除きましょう。

2.2センチュウ

センチュウ類は野菜の根に穴をあけて侵入し、株の成長速度が遅くなったり収穫量が減少したりということにつながります。また傷口から病原菌が侵入して、立ち枯れ病などの病気が発生してしまうこともあります。

予防・対処法

連作を避けましょう。一度センチュウが発生した畑では、必ず土壌消毒をおこなうか、土を入れ替えるようにしましょう。

3.コンニャク栽培で注意したい病気

3.1乾腐病

乾腐病は、フザリウム属菌という放線菌により引き起こされる病害です。

病原体は根から侵入し、腐敗させることなく導管部を褐変させます。これにより、水分や養分の流れが阻害され、生育不良や黄化などが起こり、場合によっては枯死してしまいます。

発病した場合、その個体が出荷できなくなるだけでなく、土壌伝染病として被害が拡大する可能性があります。コンニャクの他、ジャガイモ、ダイコンやカブ、キャベツなどに発症します。

予防・対処法

乾腐病を予防するためにも、連作を避ける、未熟な堆肥を加えない、ということが重要です。

乾腐病は傷口から植物体内に侵入することで感染します。植物に傷を付けないために、センチュウ対策をすることも有効になります。

3.2白絹病

糸状菌(カビ)によって引き起こされる病気で、インゲンやダイズなどのマメ科、タマネギなどのユリ科、キャベツなどのアブラナ科をはじめ多数の作物に感染します。白い菌糸が網のようにかかっていたら白絹病です。

予防・対処法

発症した葉や茎はすぐに除去しましょう。

また、水のやりすぎに注意し、排水がよい土壌環境を整備しましょう。梅雨の時期や秋の雨が多い時期には特に注意が必要です。

日陰を作って地表面の温度を下げることも効果的です。また、一度発生した畑では、植えつけの前に土壌の天地返しをおこなったり、畑に一定期間水をためておいたりすることで菌を死滅させる方法もあります。

3.3根腐病

根腐病が発症すると、葉の周縁部に萎れが生じ、黄色に変色していきます。放置していると、株全体が萎れて生育が阻害され、ひどい場合には枯死します。

多湿条件下で発生しやすくなるため、梅雨の前後や降雨が多い年には特に注意が必要です。発病した株では、地面近くの茎の切断面が褐変しているほか、根の先端や細根が腐敗している様子が観察されます。

予防・対処法

水はけの良い土壌を保ち、連作は避けましょう。土壌が酸性に偏ると発生しやすくなる病気なので、注意してください。

4.おわりに

被害が大きくなりそうなときや、より確実に対策を行いたいときには薬剤の使用ももちろん有効です。本ページの農薬データベース(対象農作物にこんにゃく、適用病害虫に害虫名を入力してください)も参考にしながら適切な方法で駆除を行ってください。

加藤 慶太

農業ライター

全国の生産者の元を訪れ、自らの視点で様々な情報を提供します。

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