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ゴボウの栽培方法〜ゴボウ栽培のポイントをわかりやすく解説!
2020/9/10

ゴボウの栽培方法〜ゴボウ栽培のポイントをわかりやすく解説!

畑の準備から収穫まで、ゴボウの一連の栽培工程をわかりやすく解説します!

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1.栽培時期

3~4月に種まきをして10月から冬にかけて収穫する「春まき」と、9~10月に種をまいて翌年の夏頃に収穫する「秋まきと」あります。播種後2~3か月で「若ゴボウ」として収穫できるようになるため、栽培期間は調整できます。

2.畑の準備

ゴボウの根を地中深く真っ直ぐに伸ばすためには、あらかじめ畑を深耕しておかなければなりません。
栽培を行う場所を決めたら、スコップを使って深さ90cmくらいまで掘って耕しましょう。これを行わないと、根が途中で分岐したり、根が硬い地層に食い込んで収穫が難しくなったりします。
プロのゴボウ農家はトレンチャーという農機を使って深さ90cmくらいの溝を作ります。

また、このときに苦土石灰を1平方メートルあたり150gほどまいて混ぜておきましょう。ゴボウは比較的連作障害を起こしやすい野菜なので、過去に同じ畑でゴボウを栽培したことがある場合は、3年ほど間隔を開けて栽培しましょう。

連作障害

同じ作物を畑で連続して栽培することで、土壌病害が発生しやすくなったり土壌養分の不均衡が起こったりして、作物の生育に悪影響が出る現象を連作障害と呼びます。同じ科の作物を続けて栽培すると集まる微生物に偏りが生じ、土壌内で特定の病原菌が増えるのが原因です。

萎黄病や半身萎凋病は、様々な作物で発生する代表的な土壌病害で、連作障害の一種です。
詳しくは「連作障害を防ぐ!家庭菜園で気をつけたい連作障害の特徴とその対策方法まとめ」をご覧ください。

連作障害を防ぐ!家庭菜園で気をつけたい連作障害の特徴とその対策方法まとめ
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同じ作物を連続して栽培することで生じる連作障害は、大きな畑はもちろん家庭菜園やプランター栽培でも発生します。今回は、連作障害の特徴とその対策についてまとめました。
https://www.agri-smile.app/articles/rensaku-shougai

3.種まき

ゴボウの種は発芽しにくいため、種まき前に種を一晩水につけて浸水処理しておくと良いでしょう。

畑の準備が整ったら、深さ7~8mmの溝を作り、10~12cm間隔で1箇所につき6粒ずつ種をまいていきます。最後に土をかけて上から軽く押さえますが、ゴボウの種子は好光性なので、覆土はあまり厚くならないように注意しましょう。

4.間引き

ゴボウ栽培では合計で2回ほど間引きを行います。本葉が1枚出てきたら最初の間引きを行い、1箇所に2つの株を残します。この際、同時に除草も行いましょう。
本葉が3枚になったら2回目の追肥を行い、1箇所につき1本の株を残します。ゴボウは、葉が広がっているものよりも葉が上に向かって伸びているものの方が根が下に向かって真っ直ぐに伸びていると言われます。葉が上に向かって伸びている株を優先して残しましょう。

5.追肥・土寄せ

間引きと同時に行うのが追肥と土寄せです。株に沿って化成肥料をまき、根が地上に出ないように土寄せをしましょう。追肥量は1㎡当たり化成肥料30g程度が目安です。肥料が不足すると「す」が入りやすくなるため注意しましょう。

「す入り」とは

す入りとは、だいこんやかぶなどの根菜類の根が肥大して中に空洞ができてしまうことを言います。主に収獲が遅れたときに見られる現象ですが、窒素過多や水のやりすぎなどが原因で起こることもあります。

6.収穫

スコップを使って根の先端まで掘って収穫します。ゴボウの収穫に適した鉄棒や細長いスコップも市販されています。それらも適宜利用しましょう。

根が最も大きくなるのは種まき後4か月ほど経ってからですが、2~3か月後の根が1cm程になる時期には若ゴボウとして収穫を始めることができます。ゴボウは乾燥に弱いので、保存する場合は収穫後に土がついたまま新聞紙でくるんでおくようにしましょう。

7.おわりに

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。ゴボウはあまり家庭菜園で栽培するイメージがない野菜ですが、収穫の時期によって味や硬さに違いが出るため、異なる食感や風味を楽しみながら栽培できる野菜です。是非一度、ゴボウ栽培に挑戦してみてください。

加藤 慶太

農業ライター

全国の生産者の元を訪れ、自らの視点で様々な情報を提供します。

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