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知っておくべきエダマメの病気と対処法
2020/8/31

知っておくべきエダマメの病気と対処法

エダマメの病気を紹介します。病気の症状から対処法まで詳しく解説していきます。

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1.べと病

べと病はカビによって引き起こされる病気です。感染するとエダマメの葉に黄色い斑点が生じ、放置すると斑点が次第に茶色に変化して、最終的に枯死してしまいます。また、葉の裏側に白いカビが生えるのも特徴の一つです。べと病は湿度が高いときに発生しやすいので、雨の季節は特に注意しましょう。

予防法

  • 水をあげすぎず、葉を濡らさないようにしましょう。
  • 発生した場合は感染した葉や枯れ落ちた葉を圃場外に除去し、風通しを良くしましょう。

2.斑点細菌病

斑点細菌病は葉に発生しやすい病気です。感染すると褐色の斑点が葉に生じ、次第に斑点が大きくなり、斑点同士が繋がると葉が破れやすくなります。湿度が高いときに発生しやすい点でべと病に似ていますが、斑点細菌病は進行すると葉に穴があくことが特徴的です。

 
予防法

  • 種子伝染が主な経路なので、消毒された健全な種子を使いましょう。
  • 日当たりや風通しを良くして湿度を上げすぎないようにしましょう。

3.立枯病

立枯病はカビによって発生する病気です。感染すると地表近くの茎が変色し、根が腐ることで養分の吸収が妨げられ、最終的には株全体が変色して立ったまま枯れてしまいます。湿度が高いときに発生しやすいです。

対処法

  • 水はけを良くし、湿度を上げすぎないようにしましょう。
  • 感染したエダマメは除去しましょう。
  • 作前に土壌を消毒したり、連作を避けたりして土壌中にカビが増えないようにしましょう。

4.うどんこ病

うどんこ病は葉の表面に寄生するカビによって発生する病気です。感染すると葉の表面に白い粉をまぶしたような症状が出て、光合成が阻害されてしまうので生育不良につながります。うどんこ病は雨が降らず空気がよどんでいると広がりやすいです。

対処法

  • 窒素過多やカリウム不足を避けるように施肥をしましょう。
  • 感染した葉は早めに除去しましょう。
  • 枯れた葉を取り除き、風通しを良くしましょう。

5.モザイク病

モザイク病はウイルスが原因で発生する病気で、主にアブラムシによって媒介されます。感染すると葉や茎、実にモザイク状の病斑が現れ、株全体に広がっていきます。

対処法

  • 発症後に対処することは難しいです。他の株への伝染を防ぐために、感染した株は除去しましょう。
  • アブラムシの飛来を防ぐためにマルチやトンネルを利用したり、アブラムシの繁殖を防ぐために周囲の雑草を刈り取ったりすることで予防しましょう。
  • マルチの張り方はこちらの記事をご覧ください。JA営農指導員が教えるマルチの張り方!一人でもピンと張れる方法とは?

6.白絹病

白絹病は地面近くの茎に白いカビが生える病気です。感染した株は立ち枯れてしまいます。病原のカビは酸性土壌を好み、高温多湿の環境で発生します。

対処法

  • 治療はできないので感染した株は除去しましょう。
  • 作前に石灰をまいて酸性土壌を中和し、風通しを良くすることで予防しましょう。
  • 連作を避け、必要であれば土壌を作前に消毒しましょう。

おわりに

今回はエダマメがかかりやすいいくつかの病気への対処法をご紹介しました。美味しいエダマメを収穫するために、病害が著しい場合には、農薬に頼る必要が出てくるかもしれません。本サイトの農薬データベースの対象農作物に「エダマメ」、適用病害虫に病気の名前を入力するとし、病気に有効な農薬の情報を検索できますのでご参照ください。

また、エダマメの育て方は、家庭でのえだまめ育て方!種まきから収穫まで、初心者にわかりやすいえだまめの栽培工程で紹介しています。こちらの記事も合わせてご覧いただき、美味しいエダマメを作りましょう!

福田 夢月

ライター

バイオサイエンスを学び食糧問題の解決に貢献することが目標です。

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