10月、11月から育てるならカブ!冬の味覚を家庭菜園でお手軽に栽培しよう。

10月、11月から育てるならカブ!冬の味覚を家庭菜園でお手軽に栽培しよう。

根だけでなく葉も栄養価が豊富なアブラナ科の野菜、カブの育て方をご紹介します。

今から栽培をはじめたい!そんな方におすすめ

日本では古くから栽培されており、各地に様々な色や大きさの地方品種が存在するカブ。食物繊維が豊富で、鍋や煮物、浅漬けなど、様々な料理で活躍します。甘みが増した冬のカブを味わうと、体もほっこり温まりますよね。

プランターでも栽培できる手軽さから、家庭菜園でも人気の高いカブの育て方を紹介します。

栽培時期

カブは、春まきと秋まきの年に2回栽培が可能な野菜で、秋まきでは9月~11月に播種して11月~1月上旬まで収穫することができます。

カブの栽培方法・育て方

種まき

9月~11月にかけておこなう。カブは栽培の途中で植え替えることができないため、畑に直に種をまく。畑に深さ1~1.5㎝の溝を切り、種と種の間隔が約1㎝になるようにしましょう。

畝と畝の間の距離はカブの大きさによって変えましょう。大カブの場合には畝間は40~50㎝、中カブでは20~25㎝、小カブの場合には15㎝あけて条まきします。

秋まきに適した固定種の小カブの種はこちらから購入できます。


【有機種子】白カブ グリーンフィールドプロジェクトのタネ

間引き

2回に分けてタイミングよく間引きをおこないます。本葉が1枚出たころに初めの間引きをします。2回目は本葉が2~3枚の時期におこない、最終的な株間をカブの大きさに合わせて調整しましょう。小カブの場合は約15㎝になるようにします。

間引いた苗は柔らかいため、サラダやおひたしにして食べることができます。

追肥・土寄せ

種まきから約20日後の2回目の間引きの後、1㎡あたりひとつかみ(約30g)の化成肥料をまきます。

追肥をするタイミングで地表近くの土を軽く耕してサラサラにし、土寄せを行うと表面に傷がないきれいなカブができます。

収穫

カブは収穫時期を逃すと根にスが入ったりひび割れが生じたりするため、大きくなったものから早めに収穫する。

小カブは播種してから40~50日前後の直径4~5㎝の時期に収穫する。中カブは50~60日経って8~10㎝に成長したもの、大カブは播種後60~90日ほどの20~30㎝になったものが収穫の目安となる。

SHARE

twitterシェアボタン facebookシェアボタン lineシェアボタン ポケットシェアボタン はてなブックマークシェアボタン noteシェアボタン

関連する記事

育て方に関する記事

人気の記事